【絵本紹介士がすすめる】猫が主人公のの絵本5選
こんにちわ。絵本紹介士「いぶき」です。
よく、犬派?猫派という論争がありますが、これをみている方はどちらでしょうか??
ちなみに、「いぶき」は猫派で、5歳になるヤンチャなメス猫と一緒に暮らしています。今日は、猫好き「いぶき」がおすすめする絵本をご紹介します。
猫派の方はもちろんのこと、犬派の人もぜひ読んでみてください。
今読みたい「ねこ」が主人公のの絵本8選
あおい目のねこ
作・絵:エゴン・マチーセン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
対象年齢:4歳から大人まで
昔、青い目の子猫がいました。ある時、子猫はネズミの国を見つける旅に出かけました。だって、そこに行けばお腹を空かせることもなくなるのですから。
青い目の子猫は、進む道でさまざまな困難に出逢いますが、「なーに、こんなこと、なんでもないや」と気にしません。
同じくネズミの国を探す黄色い目の猫たちと出逢い、バカにされながらも一緒にネズミの国を探すことに。
ある日、5匹の黄色い目の猫たちが、犬に襲われtれいるところを、青い目の子猫が助け、そして犬の背中に飛び乗ったその先には、、、。
青い目の子猫がどんな困難でも、意に介さず進む姿は、現代人の私たちの生きるヒントになるかもしれません。
100万回生きた猫
作・絵:佐野洋子
出版社:講談社
対象年齢:3歳から大人まで
1977年からずっと読み続けられているベストセラー。
一度は手に取ったことがある方も多いのではないでしょうか?
ある時は船乗りの猫、ある時はサーカスの手品使いの猫、ある時は少女の猫、飼い主はみんな、猫を大切にし、亡くなった時は涙を流します。
でも、猫は一度も悲しいなんて思ったことありません。
猫は飼い主が好きではないし、死ぬこともなんでもありません。
何度も生まれ変わった猫に転機が訪れます。白くて美しい猫と出会ったのです。
その出会いをきっかけに、猫は愛を知り、悲しみを知るのでした。
子供にはもちろん、大人にもおすすめ絵本です。
ねがいごと
作:あさのまさみ
絵:そのだえり
出版社:学研
対象年齢:3歳から大人まで
この世界からさよならが近づいてきた猫のミィ。
思い残すことは、あまりないけど、1つだけ心配なのが、子供の頃からずっと一緒だった
サキちゃんのこと。サキちゃんのために、何かできなきか?ミィは1つの願い事を思い付きます。
自分の飼っている猫が、こんなこと考えているのかと思うと、ついつい感情移入をしてしまう絵本です。こちらの絵本はいぶきが運営しているpbook museumでもあらずじをご紹介しているので、興味ある方はぜひお読みください。
なまえのないねこ
作:竹下文子
絵:町田尚子
出版社:小峰書店
対象年齢:3歳から大人まで
靴屋の猫にも、本屋の猫にも八百屋の猫にも、みんなには名前があるのに、
主人公の猫には名前がありません。
ある日、お寺の猫に、「自分でつければいいじゃない、自分の好きな名前を」と言われ
街を歩きながら自分に合った名前を探し始めます。
中々自分に合った見つからない猫が雨宿りをしていると、一人の女の子が、話しかけてきます。「ねぇお腹が空いているの?」と聞く優しい少女の声で、猫は自分が本当に求めていたものに気づくのです。
しろとくろ
作・絵:きくちちき
出版社:講談社
対象年齢:3歳から大人まで
なんで寂しいの?
なんで眠れないの?
なんで会いたいの?
白と黒の伸びやかな線と色で描かれる出会いの喜びがテーマの絵本。
いかがだったでしょうか?猫の絵本はまだまだあるので、今後もご紹介できればと思います。お気に入りの1冊に出会えたら嬉しいです。
pbook museumでは、大人も子供も楽しめる絵本の紹介をしています。
ぜひこちらも併せてご覧ください。